6月4日

ドミノをつくりました


「木とり舎(ことりしゃ)」で扱っている各種広葉樹で出来ています。

 お客様から、「ドミノ」の注文を承りました。お嬢さんへの誕生日プレゼントだそうです。子供は意外と、単純な玩具ほど飽きずに長い間遊ぶものです。長いと言うのは何年間もと言う意味です。子供に小さな木片を与えると、積み木にして遊んだり、ままごとに使ったりと、子供の持っている創造性を育むには、どうやら頑丈でシンプルな自然素材なものが良いようです。ただの四角い積み木を、車や建物、時には動物なんかにも見立てて遊ぶのですから、子供の持っている創造性は計り知れないものです。多分、遊んでいる時は真剣にその物の姿が見えているのだと思います。
 私たち自身の子供に、キラキラと光ったり電子音のするキャラクター玩具をプレゼントした事があります。勿論、プラスチック製品です。しかし、子供は親の期待を見事に裏切り、その玩具で遊ぶのを何ヶ月かでやめてしまったのです。その代わり、私が作った積み木は、思い出したように玩具箱から引っ張り出しては遊んでいました。積み木と言っても、作業中に出た端材を面取りしただけの粗末なものです。
 以前、「木とり舎」にいらっしゃったお客様から、自分が遊んだ積み木で、お嬢さんがさらに遊んでいたと言う話を聞いた事もあります。愛着のある積み木を、どうしても捨てられなかったのだそうです。
 無垢の木、本物の木で作られた玩具や木馬は、言葉には説明しがたい、人に対する何らかの効果があるようです。


木取り直後の写真です。これから、正確な寸法を出して行きます。



寸法が出たら、面を取ります。



面取りとは、角を落とすことです。トリマーという道具を使います。
この後、サンドペーパーで木地を整えてから、オイルを塗って出来上がりです。