| 木馬・子供家具雑貨の店「木とり舎(ことりしゃ)」 | |||||||||
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| 上の写真は、木馬のパーツ(ブナ材)に穴開けしている様子です。見事に切削屑がつながったまま出てきています。実はこれがブナ材の最大の特徴で、木繊維の結びつきが非常に強いのが解ります。固くて丈夫と知られる欅(ケヤキ)や楢(ナラ)を同様に穴開けしても、このように木屑がつながったまま出てくる事はありません。つまり、ブナ材(ビーチ材)は、他の材に比べて非常にネバリ強く折れ難いのです。折れ難いので、このように穴を開けても繋がった木屑が出てくる訳です。 そして、ブナ材(ビーチ材)は木馬以外にも、特にヨーロッパの木製玩具にも使用されています。これは私が思うにブナ材(ビーチ材)のスベスベした木肌・感触が人の肌に近いからではないでしょうか。以前、蚊が間違えて木馬の脚を刺そうとしているのを見た事があります。最初は自分の目を疑ったのですが、間違いなく針を刺そうとしているのです。蚊が気が付かないのだから似ているのでしょう。もちろん木なので人肌のように柔らかくはありません。見た目なのだと思います。 また、杓子や木器にブナ材を使うのはブナ材が無味無臭だからです。匂いを嗅いでなめると分かります。漢字では木に無いと書いてブナと書きます。何故昔の人がそのようにしたのかは知りませんが、山の仕事をしている知人から、一昔前はブナは手に負えない材料だったと話を聞いた事があります。水には弱く腐りやすい木なので、山で切り倒したままにしておくと直ぐに使い物にならなくなってしまったのでしょう。そして、上手く乾燥させる技術が無かった頃には、ヒノキや杉などに比べると扱い難い材料だったのだと思います。 |

| この折れ難く木肌の美しいブナ材(ビーチ材)は、木馬の材料に最適です。 |