はじめに

初めまして、木とり舎と申します。
木とり舎(ことりしゃ)は神奈川県相模原市の山間部にある夫婦二人で営む小さな木工房です。
小さな物だとボタンや箸置き、大きな物だと二段ベッドやテーブル、御仏壇や学習机等も製作しています。
木にまつわる様々な物を作っていますがメインは雑貨の製作で、各地のクラフト系物販イベントに出店したり、法人のお客様・個人のお客様からの受注製作も行っています。
木とり舎代表  木下直樹 プロフィール

武蔵野美術大学造形学部を卒業し、百貨店の轄s屋に就職。。。その後、家具工房で職人として10年間過ごし、2005年に独立「木とり舎」を開業しました。
現在はクラフト系イベントや企画展への出展と、雑貨店様とのお取引、木製雑貨・家具の注文製作を生業とする傍ら、私立高専にて制作の指導もしています。
品質重視の丁寧なもの作りをモットーに日々製作に励んでいます。
大切にしている想い・コンセプトについて

私が木工職人をこころざしてから30年が経ちました。サラリーマンから家具製作工房に転職した当時と今は全く環境が変わり、デジタル化に向けた情報社会となりました。
お陰様で図面を描くのもお客様と繋がるネットショップもパソコン一つで簡単にこなせています。
今後、アナログな木工が無くなるとは考えにくいですが、手作りにこだわる非効率的な職人は間違いなく減って行くと思います。3Dプリンターやレーザーカッター、NC加工機はとても利便性が良く正確かつ簡単な製作が可能です。
そんな中、大切にしている点はたくさんありますが、何より手を抜かず丁寧な物つくりを目指しています。ネット上にモノがあふれている中で、木とり舎の作品を選んで頂けたのだから手を抜かない信念は当然の事だと思っています。
時折、木製品の修理の仕事があって、依頼品を見た時に制作者の思いが伝わる瞬間が有ります。
中にはいい加減な仕事の製品も有りますが、素晴らしく丁寧に作られたものに出会える事もあり、多くの技術を学ぶ事が出来ます。先達の仕事を拝見する機会は職人にとって、とても貴重な経験を与えてくれるのです。
私の作ったものを大切に扱って頂けたら100年以上は残ると思います。後世の持ち主や修理を頼まれた木工職人に胸を張って私の作品を見て貰いたいと言う思いもあります。

木とり舎のこれから

「木とり舎」を開業後18年間、手作りの木工を続けて来れたのも、沢山の方々に助けて頂いたお陰です。皆様には本当に感謝しています。
今後は更に、木とり舎らしさを大切にモノ作りに励んで行こうと思っています。お客様が一見しただけで「木とり舎」と分かって頂けるような作品が生まれたら最高に嬉しいです。
今はSNSで沢山の方と繋がる事が出来ますし、出来る限りイベントに出店をし直接お客様とお会いして話がしたいと思っています。
日々精進し満足のいく作品を作り続けていきます。
さいごに

木とり舎のページを最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後、木とり舎が作るものを気に留めて頂けたら幸いです。
どうぞよろしくお願い致します。